手足の震え、もしかしてそれってパーキンソン病では?

パーキンソン病とは?

パーキンソン病(ぱーきんそんびょう Parkinsons disease)とは、脳内物質の一種であるドーパミンが正常に働くなり、分泌量が少なくなることでおこる神経変性疾患の一つです。ドーパミンの分泌量が多少減っている状態をパーキンソン病と似たような症状を起こす症例として、パーキンソン症候群といいます。発症する年齢は高齢になるほど発症率、ならびに有病率は増加し40歳〜60歳が最も多くなります。40歳以下で発症した場合を若年性パーキンソン病と呼びます。日本では約1,000人に1人、欧米では1,000人に3人と欧米人の方がパーキンソンの有病率は高いといわれています。人種や地域によりパーキンソン病の有病率が高まるかどうかは不明です。

 

2005年の厚生労働省による患者調査では14万5千人となっています。この数字はパーキンソン症候群も含めると実際の患者数は多いと思われます。パーキンソン病の原因は中脳黒質緻密質のドーパミン分泌細胞の変性が主な原因です。現在、なぜドーパミンの分泌量が少なくなるのか原因は不明ですが、先天的な遺伝により発症する例もあり、いくつかの病因遺伝子が発見されています。まれな例としては「頭部の外傷」「低酸素脳症」「薬剤誘発性パーキンソン病」も存在しています。

 

パーキンソン病は、その病気そのもので命を落とすものではありませんが、パーキンソン病患者の死因として最も挙げられるのが、臥床生活となった後の身体機能低下による感染症(下気道感染や尿路感染)です。その他には階段などからの転落による外傷が死因の大きな原因となることがあります。パーキンソン病の症状には大きく2つに分けると、運動症状と非運動症状に分けられます。運動症状としては、手の震えがとまらないなどの症状があり、非運動症状には精神症状や自立神経症状などがあります。主な症状は以下の4つとなります。

1.安静時のふるえ

主に手の先の指にふるえがおきることが多いが、腕全体や足全体、アゴなどにも見られる場合があります。安静にしている時にふるえが起きるのが特徴です。ふるえを止めようと意識したり、何かに固定をするような形をとると一時的にふるえが止る場合があります。

2.筋強剛

目を大きく見開いた状態でまばたきが異常に少ない、上唇が下唇に比べると出ているなどの症状が上げられる。顔の表情に変化がないなどは顔面筋の筋強剛によるものとされています。

3. 無動、寡動

例えば、テーブルの上の物をとろうとした時に、動作の開始が遅く全体的にゆっくりとして動作が小さくなります。また、歩こうとした時の最初の一歩が踏み出せない症状を「すくみ足」といいます。小刻みふるえる走行や極端な前傾姿勢、小声症などの症状も現れます。

4. 姿勢保持反射障害

歩いていてバランスを崩しそうになった場合の、バランス感覚の反射の動きが鈍くなるので倒れやすくなります。これらの症状は進行が進むと歩くことはもちろん、ベッドから立ち上がるバランス感覚さえも失う場合があります。上記の症状の中で、パーキンソン病の初期症状としては症状の左右差が見られる場合が多いです。さらに病状が進行すると両側均等に症状が現れて、左右差がなくなることが多く有ります。

パーキンソン病の非運動症状

非運動症状としては、自律神経の便秘や垂涎などの消化器症状、食後性低血圧、発汗過多、アブラ顔、排尿障害や勃起不全などがあります。パーキンソン病の精神症状としては快感喪失、感情鈍麻、強烈な不安症状、時に幻視などの精神症候、認知障害を引き起こします。

 

不安はさらに進行するとの「うつ症状」に合併することが多く、うつ病状はパーキンソン病の精神病と結びやすいと言われています。これらの症状は認知症やその他の精神疾患との区別が難しく、痴呆やうつ病を合併する疾患もある為、専門医の診察を受けることをオススメいたします。

 

また、病的賭博、強迫的過食、反復常同行動、薬剤の強迫的使用などの衝動制御障害とパーキンソン病とが合併することも近年の研究により解明しつつあります。

認知症とパーキンソン病の関係

物事を認知できない認知症とパーキンソン病の合併が約40%あるとの研究結果があります。パーキンソン病患者が認知症を発症するリスクは健常者の約5〜6倍とも言われており、パーキンソン病患者が78%認知症を発症したデーターがあります。パーキンソン病と合併する病気は少なくなく確定診断を専門医のもと行い、適切な治療をすることが大切になってきます。

ヤールの重症度分類

これはホーエン医師・ヤール医師が作成した分類表で、現在でもパーキンソン病の重症度・治療の成果等々を見るための指標として使われています。だたし、パーキンソン病患者が順番に進行していくとは限りませんのでご理解の上、ご覧下さい。

1度 … 片方の手足のみに症状が表れている(日常生活における影響は軽微で、ほとんど差し支えない状態)
2度 … 両方の手足に症状が表れている(日常生活に対して多少の不自由さを感じるが、障害としての度合いは軽微。仮に歩行障害が見られても、ほんのわずかの状態)
3度 … 両方の手足に症状が表れ、前屈み姿勢・すり足歩行等々が表れている(まだ日常生活においては自立しているが、職業によってはかなりの制約が見られる状態。またヤールの重症度分類3度以上になると、医療費補助が適用されます。)
4度 … 両方の手足に強い症状が表れている(人の補助があれば歩行できるが自力歩行は不可能、そして介護者がいないと生活に支障をきたす状態。)
5度 … ほとんど寝たきりで、移動は車椅子が絶対必要(生活の基本はベッドになり、全面的に介護者が必要な状態)

 

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